共同研究
令和元年度研究課題リスト
坪内逍遙・坪内士行資料の基礎的調査研究 / 濱口久仁子(立教大学異文化コ ミュニケーション学部/兼任講師)
- 栗原重一旧蔵楽譜を中心とした楽士・楽団研究:昭和初期の演劇・映画と音楽 / 中野正昭(明治大学 文学部 兼任講師)
- 戦後日本映画における撮影所システムの変遷とその実態:日活ロマンポルノを中心とした実証的研究 / 碓井みちこ(関東学院大学 国際文化学部比較文化学科 准教授)
- マルチマテリアルを基礎とした立正活映作品の復元 / 上田学(神戸学院大学 人文学部 准教授)
- 描かれた中国演劇と大正期日本:福地信世『支那の芝居スケッチ帖』を中心に / 平林宣和(早稲田大学・政治経済学術院・教授)
テーマ研究課題1
坪内逍遙・坪内士行資料の基礎的調査研究
代表者
濱口久仁子(立教大学異文化コミュニケーション学部兼任講師)
研究分担者
菊池明(早稲田大学 演劇博物館 招聘研究員)
小島智章(武蔵野美術大学 非常勤講師)
松山薫(早稲田大学教育 総合科学学術院 非常勤講師)
水田佳穂(早稲田大学 演劇博物館 招聘研究員)
柳澤和子(早稲田大学 教育・総合科学学術院 非常勤講師)
課題概要
本研究では、坪内逍遙宛て未整理書簡等の目録化を完了させるとともに、順次、翻刻・研究の上公開する予定である。これらの資料は、逍遙の活動や当時の背景、交流において新たな側面を明らかにし、現在進行中の「逍遙日記」の再校訂にも資するものと考えられる。 また、本研究を機に調査に着手した士行資料は、原稿、台本、チラシ、書簡、写真から、戦前の新文芸協会や宝塚新劇団の計画、宝塚や東宝での新劇活動、戦後の日本舞踊の評論といった、近代日本演劇史・舞踊史における坪内士行の業績を詳らかにするものと期待される。
成果の概要
〇坪内逍遙資料
今年度は逍遙宛書簡貼込帖「内田魯庵書簡集」他計 7冊379 通をデジタル撮影し、木谷蓬吟書簡他計46 通を『演劇研究』43号に翻刻掲載した(濱口・小島・ 松山・柳澤「〈坪内逍遙宛諸家書簡5〉坪内逍遙宛楳茂 都陸平・木谷蓬吟・島村抱月・中條百合子(宮本百合 子)・中條葭江書簡」)。また2014 年度から整理・デジ タル化してきた全資料のリストを再点検し、整理資料の 保存のために中性紙に挿み込む作業を行った。デジタ ル化が完了した資料の総数は書簡2,410 通、その他の 資料339 件、貼込帖28冊に及ぶ。その内逍遙宛書簡 234通は、翻刻済の逍遙書簡と照合して年代の確定を 進め翻刻掲載し、逍遙と周辺の人々の交流が具体的に 解明出来た。当コレクションには書簡以外の様々な資 料も含まれている事が判明し、今後さらに精査すること により逍遙と同時代の文化人の多様な活動の実態が明 らかになることが期待される。
〇坪内士行資料
これまで資料的限界から顧みられることの少なかっ た、士行の芸術活動だが、本コレクションは、自伝『越 しかた九十年』(青蛙房、昭和52年4月20日)の記載 を裏付ける資料群である。全集の刊行を夢見て、戯曲 や随筆の著作目録を幾度も書き出し、上演脚本集や雑 誌から切り取ったものを束ねて支度した跡がみえる一 方、たとえ士行にとっては「残骸」であっても、戦前の 新劇活動を辿ることができる。本年度の考証作業によ り、原稿1,084点、上演資料355点、写真1,085点の 目録が完成した。今後、年表作成や論考での活用によ り、士行の業績の再評価がなされるはずである。
包み紙「新文芸協会残骸」年月未詳[TSK0001282]
Wrapping paper,“ Ruins of the Shin Bungei Kyokai,” date unknown
大正11年3月大阪新町演舞場上演「長生新浦島」 久保田金僊画 乙姫・
侍女・浦島の衣裳デザイン(坪内逍遙作上演劇材料貼込帖「長生新浦島」
206-006より)[TSZ-206-006_P012]
March, 1922. Performance at the Osaka Shinmachi Theatre,“ Chosei
Shin Urashima” Kinsen Kubota, costume design for Otohime, Maid,
and Urashima (From“ Chosei Shin Urashima,” a scrapbook of
theatre materials for plays written by Shoyo Tsubouchi)
筆谷等観画 乙姫鬘・冠デザイン(同上)[TSZ-206-002_P020]
Tokan Fudeya, design of Otohime’s wig and crown (Same as above)
公募研究課題1
栗原重一旧蔵楽譜を中心とした楽士・楽団研究:昭和初期の演劇・映画と音楽
研究代表者(所属)
中野正昭(明治大学・文学部・兼任講師)
研究分担者(所属)
紙屋牧子(国立映画アーカイブ 特定研究員)
白井史人(名古屋外国語大学 世界教養学部 講師)
武石みどり(東京音楽大学 音楽学部 教授)
山上揚平(東京藝術大学音楽学部非常勤講師)
毛利眞人(音楽評論家)
課題概要
栗原重一(1897-1983)は、昭和初期にエノケン楽団、松竹キネマ演芸部、さらにトーキー初期のPCL映画製作所などで活躍し、日本のオペレッタやジャズ受容に大きな役割を果たした音楽家である。本研究は、演劇博物館が所蔵している栗原旧蔵の楽譜資料調査を基礎とし、同時代の文献、興行資料、関連する楽譜コレクション等の調査を組み合わせて分析を進める。昭和初期の楽士・楽団の領域横断的な活動の実態を検討し、同時代の劇団や映画館における作品生成や興行のあり方を具体的に解明することを目指す。
成果の概要
本年度は新規購入分の旧蔵資料のデジタル化・目録 作成を行い、関係者への聞き取りや同時代の文献・映 像資料を絡めた考証を進めた。〇第2 次購入資料のデジタル化・目録作成
2017年度に追加購入した栗原旧蔵資料(第2 次購入 分)の調査を開始し、約270点のデジタル化および目録 作成を進めた。第1次購入分でも確認することができた 印刷譜および手稿譜の伴奏曲に加え、第2 次購入分の 資料には、旧蔵資料の来歴や使用の実態をより明確に 示す楽譜集や、作品別の楽譜も含まれていることが分 かった。〇インタビューおよび成果公開
楽譜資料調査に加え、当資料を栗原の遺族から譲 り受けて所蔵していた瀬川昌久氏にインタビューを行 い(2019 年3月、6月、9月)、資料入手の経緯を伺い、 瀬川氏が所蔵する関連資料の調査を進めた。旧蔵資料 は、榎本健一の楽団で活動していた音楽家の紹介で、 栗原氏の遺族から瀬川氏のもとへ譲渡されたことが判 明した。
これらの成果を踏まえ、研究分担者による共著論文 等の発表を行うとともに、瀬川氏を招き公開研究会「エ ノケン喜劇の音楽とその時代」を開催した(2019 年12 月26日)。第1部での映画やラジオ等における『孫悟空』 の音楽に関する白井の発表、サイレント映画伴奏譜の 流用に関する柴田康太郎(演劇博物館)の研究発表に 続き、第2 部の座談会では榎本健一が出演する映画の 具体的な場面を、瀬川氏と共同研究者が分析・検討し た(進行:毛利)。演劇、レビュー、映画へとジャンル を超えて展開した榎本の作品と音楽との関係を、同時 代の動きのなかで浮かび上がらせることができた。
今後は、散逸した可能性がある旧蔵資料や関連楽譜 資料のさらなる収集を進め、演奏・上演への活用の可 能性を探る必要がある。2年間の基礎的調査および考 証は、より広い枠組みでの日本近代音楽史の実証的研 究への確かな足掛かりとなろう。
『Kino Classics』シリーズ表紙[KRH47480_0001]
“Kino Classics” Series Cover
「孫悟空の歌」『エノケンの孫悟空』(1947 年、舞台公演)[KRH47320_008]
“The Song of Son Goku” Enomoto Ken’itchi’s Son Goku (1947, stage performance)
公募研究課題2
戦後日本映画における撮影所システムの変遷とその実態:日活ロマンポルノを中心とした実証的研究
研究代表者
碓井みちこ(関東学院大学国際文化学部比較文化学科准教授)
研究分担者
河野真理江(立教大学、青山学院大学他非常勤講師)
鳩飼未緒(早稲田大学大学院博士後期課程)
ファン・ギュンミン(明治学院大学非常勤講師)
藤井仁子(早稲田大学文学学術院教授)
課題概要
本研究は、日活ロマンポルノのプレスシートの整理と調査を行う。成人映画のプログラム・ピクチャーであるロマンポルノは、撮影所システムの最後の砦として重要な役割を果たしたことから、その時代を中心に、プログラム・ピクチャーの製作から興行までを手掛けた撮影所としての日活の歴史を多角的に考察する。具体的には、対象資料の整理・調査と、関連する興行資料の検討、該当作品やシナリオ等の分析、関係者へのインタビューなどを組み合わせて研究を進める。成果は、対象資料のデータベース化やシンポジウム開催等による公開を目指す。
成果の概要
本チームは、1960 年代後半~ 1990 年代初頭の日本 の成人映画プレスシート全1,235点で構成されるコレク ションを整理・調査の対象とし、その大半を占める日活 ロマンポルノのプレスシートに関する研究を中心に行っ てきた。今年度の研究成果は主に以下の4点である。
〇 非日活作品プレスシートの整理・目録化
東映・OP チェーン・新日本映像(エクセスフィルム)の作品のプレスシートについて整理と目録化を行い、昨年度作業を行った日活作品のプレスシート分と併せ、全資料の目録が完成した。
〇 日活作品プレスシートのデジタル化と宣伝惹句の文字起こし
日活作品プレスシート全771点のデジタル化が完了した。また一部については、プレスシート裏面の宣伝惹句の文字起こしを行った。
〇 元日活企画部栗原いそみ氏へのインタビュー
ロマンポルノ時代の日活関係者の証言は数多く残されているものの、女性スタッフの経験はあまり語られてこなかった。そこで数少ない女性としてロマンポルノ作品の企画に携わられた栗原氏にお話をうかがった。
〇 公開研究会「ロマンポルノ研究の過去・現在・未来」 の開催
公開当時におけるターゲットには当てはまらない観客として、いわば「外側」からロマンポルノを受容してきた若手研究者4 名が登壇し、ロマンポルノという事象、またその作品群に対する学術的アプローチの方法を多角的に探ることを試みた。今年度は、映画研究におけるプレスシート活用の可能 性だけでなく、いまだ全体像に迫る研究が行われてい ないロマンポルノに研究者がどのように向き合うことが できるかを模索した。とりわけ、昨今ジェンダーやセク シュアリティの問題が関心を集めていながら、ロマンポ ルノをそうした観点から論じる試みはほとんどなされて こなかったため、女性映画研究者(研究分担者の河野・ 鳩飼・ファン)とクィア映画研究者(演劇博物館助教の 久保豊氏)が登壇して多角的な議論を行った公開研究 会は、先駆的かつ2年間の共同研究の集大成にふさわ しい成果であったと考える。
『花と蛇』プレスシート大 裏面[NFM6000107]
“Flower and Snake,” Large press sheet, reverse side
『花と蛇』プレスシート小 裏面[NFM6000169]
“Flower and Snake,” Small press sheet, reverse side
『団地妻 昼下りの情事』プレス
シート小 表面[NFM6000505]
“Apartment Wife: Love in the Afternoon,”
Small press sheet, front side
『団地妻 昼下りの情事』プレスシート小 裏面[NFM6000505]
“Apartment Wife: Love in the Afternoon,” Small press sheet, reverse side
公募研究課題3
マルチマテリアルを基礎とした立正活映作品の復元
研究代表者
上田学(神戸学院大学人文学部准教授)
研究分担者
板倉史明(神戸大学大学院 国際文化学研究科 准教授)
近藤和都(大東文化大学 社会学部 講師)
スザンネ・シェアマン(明治大学 法学部 教授)
ローランド・ドメーニグ(明治学院大学文学部 准教授)
仁井田千絵(早稲田大学 演劇博物館 招聘研究員)
ユリア・ブレニナ(大阪大学・日本語日本文化教育センター・特任講師)
課題概要
本研究の目的は、早稲田大学演劇博物館が所蔵するノンフィルムの立正活映資料を中心に、異なる所蔵機関によって断片化されたマルチマテリアルを結合させ、作品の表象的、環境的な復元を試みるものである。本研究の実施によって、複数のフィルム・アーカイヴが所蔵する貴重な一次資料が組み合わされ、新資料として公開されることが見込まれる。また本研究は、宗教と映画の関係を対象とするものであり、欧米の映画史に比べて、日本映画史で看過されてきた宗教という問題系に光を当てることで、新たな研究領域の開拓に寄与することが期待される。
成果の概要
立正活映については、御園京平編『回想・マキノ映 画』(マキノ省三先生顕彰会、1971年)で言及されるの みで、映画史の先行研究ではほとんど取り上げられず、 その存在は知られてこなかった 。本研究は、演劇博物 館が所蔵する立正活映資料の調査分析を進め、その成 果発表とあわせ、関連して神戸映画資料館で発見され た『鍋かぶり日親』を上映する、公開研究会「宗教映画 とスクリーン・プラクティス」(2019 年11月16日、神戸 映画資料館)を開催した。研究会は、事前の準備研究 会(2019 年5月5日)を踏まえ、立正活映資料につい ての調査成果を、上田学「牧野省三と宗教映画」、ユリ ア・ブレニナ「日蓮主義と映画―立正活映の映画製作と 配給網に着目して―」として発表した。あわせてスクリー ン・プラクティスの観点から、近藤和都「歴史のなか のスクリーン・プラクティス:日本における研究動向」、 ローランド・ドメーニグ「光と影の大いなる術 宗教と 幻燈をめぐる相関関係」、スザンネ・シェアマン「欧州か ら見た日本の宗教と娯楽の関係」の各発表、および共 同研究者以外に赤井敏夫「近代インドと宗教映画」、福 島可奈子「明治期日本のプロテスタントにおける幻燈利 用―中島待乳製スライドを一例に」の各発表がおこな われ、宗教と映像文化に関する研究状況が論じられた。 こうした演博の資料群の調査分析を通じて、新たに発見 されたプリントの価値があらためて定義され、これまで 前景化されてこなかった日本映画と宗教の関係、とりわ け日本近代史に大きな役割を果たした日蓮主義との結 びつきが示された。これらの立正活映についての研究 成果の詳細は、ユリア・ブレニナ、上田学の共著論文「日 蓮主義宣伝映画について―立正活映資料および『鍋 かぶり日親』を中心にして」(『演劇研究』43号、2020 年3月予定)にまとめた。

『日蓮』覚書[NRK46358-10]
Nichiren Memo
『鍋かぶり日親』場面タイトル一覧[NRK46357-03]
Nabekaburi nisshin,
List of Scene Titles
公募研究課題4
描かれた中国演劇と大正期日本:福地信世『支那の芝居スケッチ帖』を中心に
代表者
平林宣和(早稲田大学 政治経済学術院 教授)
研究分担者
袁英明(桜美林大学 芸術文化学群 教授)
李莉薇(華南師範大学 外国語文化学院 准教授)
李玲(中国芸術研究院 戯曲研究所 副研究員)
課題概要
本研究課題「描かれた中国演劇と大正期日本:福地信世の『支那の芝居スケッ チ帖』を中心に」は、演劇博物館所蔵の福地信世『支那の芝居スケッチ帖』に関 する考証を中核としつつ、梅蘭芳(1919年、1924年)、およびその他複数の俳優 による訪日公演が行われた大正期日本と中国演劇との関わりを、当時の視覚資料 を軸に考察していきたい。特に福地信世をはじめとした当時の日本人の活動を追 いながら、その時代の様相の一端を明らかにすることが本研究の目的である。
成果の概要
本研究は、当初より以下の三つの作業を並行して実 施してきた。1:演劇博物館所蔵、福地信世『支那の芝 居スケッチ帖』考証作業、2:福地信世研究、3:大正 期の中国演劇に関する視覚資料研究。 1 については、昨年度に引き続き福地が中国に滞在し ていた当時の資料(『順天時報』、『申報』等)により、描 かれた芝居の公演情報を確認する作業を進めた。その 結果については、研究拠点から発行される資料目録に 反映される予定である。 また2と3については、それぞれ以下の形で成果を 報告している。まず研究期間中に発表された論文とし ては、本研究チームの研究分担者(2018 年度のみ)で あった田村容子(金城学院大学)著『男旦とモダンガール 二〇世紀中国における京劇の現代化』(2019)所収の 「日本人の描いた京劇」、李莉薇(華南師範大学)著『近 代日本対京劇的接受與研究』(2018)に収められた「福 地信世和中国劇研究会対京劇的接受與研究」などがあ る。いずれも『スケッチ帖』を描いた当時の福地信世の、 種々の活動を明らかにした論文である。また2019 年がちょうど梅蘭芳初訪日公演から百周年 の年であったため、代表者である平林宣和は日中双方 で行われた以下のシンポジウムに参加し、福地信世と 『スケッチ帖』に関連する口頭報告を行っている。
1:「 描かれた中国演劇-福地信世のスケッチを中心 に」、梅蘭芳記念館主催「東瀛品梅-紀念梅蘭芳 首次訪日100周年専題学術研討会(シンポジウム)」 (2019 年7月12日、早稲田大学)
2:「 梅蘭芳訪日百年」、上海戯曲芸術中心主催「梅蘭 芳訪日100周年記念公演シンポジウム」(2019 年10 月2日、国立劇場小劇場)
梅蘭芳訪日百年というタイミングで、梅蘭芳に縁のあ る福地信世、および『スケッチ帖』の研究を実施したこ とは、演劇史的にも大変意義深い。同時にこの活動は 中国の研究者の関心を喚起し、日中双方で関連の研究 を推し進める作用を果たした。研究計画終了後も、さら に複数の研究成果が生み出されることが期待される。 福地信世『支那の芝居スケッチ帖』の一部。以下の四 枚のスケッチに描かれているのはいずれも梅蘭芳である。
「C14 廻龍閣」(大正10 年
2 月23日、文明茶園)
[13234-2_38]
C14 Huilongge (Feb. 23rd,
1921, Wenming Theater)
「B11 轅門射戟」
(大正8 年11月9日、新明大
戯院)[13234- 2_14]
B11 Yuanmensheji (Nov. 9th,
1919, Xinming Theatre)
「G10 打魚殺家」(大正10 年
4月7日、吉祥園)
[13234-4_12]
G10 Dayushajia (April 7th,
1921, Jixiang Theater)
「G20 木蘭従軍」(大正9 年
11月20日、新明大戯院)
[13234-4_22]
G20 MuLan congjun (Nov.
20th, 1920, Xinming Theatre)