研究会

Activity

    • 公募研究 「栗原重一旧蔵楽譜を中心とした楽士・楽団研究」主催公開研究会

      エノケン喜劇の音楽とその時代
      瀬川昌久先生を囲んで


      ◆日時:2019年12月26日(木) 14:00~17:00
      ◆場所:早稲田大学早稲田キャンパス 6号館3F
      ◆入場無料・予約不要


      開催趣旨

      栗原重一(1897-1983)は、昭和初期にエノケン劇団の楽士などとして活躍し、日本のオペレッタやジャズ受容に大きな役割を果たした音楽家です。第1部では、演劇博物館が所蔵する栗原旧蔵楽譜資料のうち、2019年度に新たに調査に加えた新収蔵資料の調査成果を報告することで、エノケンの劇団に携わった栗原の多彩な活動を克明に検討します。第2部では、栗原重一から本資料を譲り受けていた音楽評論家の瀬川昌久氏をゲストに迎え、本公募研究の共同研究者とともに座談会を開催します。榎本健一が出演する映画を議論の糸口として、演劇、レビュー、映画へとジャンルを超えて展開した榎本の作品と音楽との関係を、同時代の動きのなかで浮かび上がらせます。

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      プログラム

      第1部 2019年度栗原重一旧蔵楽譜研究報告


      14:00~14:05 開会の挨拶
       研究代表者 中野正昭(明治大学)

      14:05~14:50 研究発表
       司会:山上揚平(東京藝術大学)
       白井史人(名古屋外国語大学):新収蔵楽譜とエノケンの『孫悟空』
       柴田康太郎(早稲田大学演劇博物館):栗原重一と無声映画伴奏譜

      第2部 座談会「エノケン喜劇の音楽とその時代」

      15:00~16:30
       ゲスト:瀬川昌久(音楽評論家)
       進行:毛利眞人(音楽評論家)
       登壇:中野正昭、紙屋牧子(国立映画アーカイブ)、山上揚平、柴田康太郎、白井史人

      16:30~17:00 ディスカッション


      主催:早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点 平成30年度 公募研究「栗原重一旧蔵楽譜を中心とした楽士・楽団研究」(代表:中野正昭)