研究会
Activity
公募研究 「栗原重一旧蔵楽譜を中心とした楽士・楽団研究」主催公開研究会
エノケンの楽団と舞台・映画・レコード
栗原重一旧蔵楽譜から考える
◆日時 2019年1月30日(水)14時~17時半
◆会場 早稲田大学 小野記念講堂
◆参加無料・事前予約不要
開催趣旨
栗原重一(1897-1983)は、昭和初期にエノケン楽団、松竹キネマ演芸部、さらにトーキー初期のPCL映画製作所などで活躍し、日本のオペレッタやジャズ受容に大きな役割を果たした音楽家です。第1部では、演劇博物館が所蔵している栗原旧蔵楽譜資料の調査成果を報告し、エノケンの演劇、レビュー、映画などの多岐にわたる活動と音楽との関わりを考えます。第2部では、栗原が関わったSP音源と、栗原旧蔵の楽譜資料から選曲した実演に耳を傾けながらその実態に迫ります。
プログラム
第1部 シンポジウム (14:00-15:40)
栗原重一旧蔵楽譜調査報告
報告:白井史人(日本学術振興会/京都大学)
山上揚平(東京藝術大学)
エノケンの活動とその周辺――舞台、音楽、映画
発表:柴田康太郎(早稲田大学演劇博物館)「栗原重一と映画館の音楽」
中野正昭「エノケン喜劇『最後の伝令』とF・キャプラ映画『陽気な踊り子』」(明治大学)
紙屋牧子(国立映画アーカイブ)「エノケンと戦前期モダニズム」
コメント:武石みどり(東京音楽大学)
進行:山上揚平15:40 – 15:50 休憩 (10分)
第2部 SP音源と参考演奏 (15:50-17:30)
栗原重一とSPレコード
音源紹介・解説 毛利眞人(音楽評論家)栗原重一旧蔵楽譜からの参考演奏
演奏
渡邊恭一(編曲・サックス・クラリネット)
八巻綾一(サックス・クラリネット)
大石俊太郎(サックス・クラリネット)
二井田ひとみ(トランペット)
山本琢(ピアノ)
寺尾陽介(ベース)
桃井裕範(ドラム)全体討議
主催:早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点
平成30年度 公募研究「栗原重一旧蔵楽譜を中心とした楽士・楽団研究」(代表:中野正昭)