研究会

Activity

    早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点 平成30年度テーマ研究
    坪内逍遙・坪内士行資料の基礎的調査研究 成果報告会

    ◆日時 平成30年11月12日(月)13時~16時30分
    ◆会場 早稲田キャンパス6号館318号教室
    ◆入場無料・予約不要

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    写真=坪内逍遙著『名残の星月夜』


    プログラム

    13:00 開会
    13:00〜13:05 ご挨拶(代表:濱口久仁子)
    13:05〜13:35「坪内士行の講演記録―大正末年の新劇活動を中心に―」水田佳穂
    13:40〜14:10「逍遙と池田大伍―大正中期の逍遙宛池田大伍書簡をめぐって-」松山薫
    14:15〜14:45「若松若太夫が逍遙に宛てた大正十三年の書簡」柳澤和子
     (休憩15分)
    15:00〜15:30「西川嘉義―舞踊活動と晩年の動向―」濱口久仁子
    15:35〜16:05「石割松太郎と逍遙」小島智章
    16:05〜16:30 質疑応答
    16:30 閉会


    テーマ研究課題 研究目的

    演劇博物館所蔵の未整理資料群を対象とする本研究では、逍遙宛の書簡全点の目録化を完了させるとともに、『坪内逍遙書簡集』に関連する書簡を中心として、順次、翻刻公開する予定である。逍遙宛書簡の整理、翻刻・研究は、『坪内逍遙書簡集』収録の年代未詳書簡の年代推定や、往復書簡としての内容研究を可能にし、逍遙の活動や当時の背景、交流において新たな側面を明らかにするものと期待され、現在進行中の「逍遙日記」再校訂にも資するものと思われる。
      また、本研究を機に調査に着手した士行資料は、近年その多彩な演劇活動への評価が高まっている人物の資料として公開が待たれており、原稿、台本、チラシ、書簡、写真から、戦前の新文芸協会や宝塚新劇団の計画、宝塚や東宝での新劇活動、戦後の日本舞踊の評論といった、近代日本演劇史・舞踊史における士行の業績がより具体的に明らかになるものと期待される。


    主催:早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点〈平成30年度テーマ研究「坪内逍遙・坪内士行資料の基礎的調査研究」〉
    お問合せ:坪内逍遙・坪内士行資料の基礎的調査研究チーム
    E-mail SS.tsubouchi_at_gmail.com
    ※_at_を@に変えて送信してください