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特別展「太田省吾 生成する言葉と沈黙」開催記念講座

『なにもかもなくしてみる』ーー太田省吾の劇世界をめぐって


◆日時 2023年10月17日(火)17:00~18:30
◆会場 早稲田大学演劇博物館 京マチ子記念特別展示室
◆定員 22名
 ※事前予約制、定員を超えた場合は抽選
◆参加無料
◆学生優先申込期間 2023年08月30日(水)10:00~
 一般申込期間 2023年09月20日(水)10:00〜10月10日(火)17:00まで
  --> 予約申込は コチラのフォームから 


企画概要

 特別展「太田省吾 生成する言葉と沈黙」の開催を記念して、演劇評論家の西堂行人氏をお招きし、演劇講座を開きます。太田省吾が創り出した「劇」とは、どのようなものでしょうか。本講座では、上演記録映像を参照しつつ、日本現代演劇史の文脈から太田の仕事を振り返ります。また、太田の作品が問いかけるものをめぐって、参加者の皆さんと「対話」をするための時間を持つことができればと考えております。

講師プロフィール

西堂行人(にしどう・こうじん)
 演劇評論家。2023年3月まで明治学院大学文学部芸術学科演劇身体表現コース教授。1990年代以降大学で演劇教育に関わり、近畿大舞台芸術専攻教授(1998~2016)。早稲田大学では、1994年から非常勤講師を計12年間勤める。
 専門は60年代以降のアングラ・小劇場演劇。および日本/世界演劇史。2006年より現在まで伊丹アイホールで「世界演劇講座」を開講。主な著書に『演劇思想の冒険』『ハイナー・ミュラーと世界演劇』『劇的クロニクル』『韓国演劇への旅』『現代演劇の条件』『[証言]日本のアングラ』『蜷川幸雄×松本雄吉 二人の演出家の死と現代演劇』『日本演劇思想史講義』『ゆっくりの美学――太田省吾の劇宇宙』他多数。大学生との共編著に『近大はマグロだけじゃない』『コロナ禍を生き抜く演劇論――学生が見た2020/2022ドキュメント』がある。最新刊に『新時代を生きる劇作家たち』、編著『敗れざる者たちの演劇志』がある。
 私立武蔵高を経て早稲田大学文学部(演劇専修)卒。読売演劇大賞選考委員。

プログラム

17:00~18:00 レクチャー
18:00~18:30 参加者との対話


主催:早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
   演劇映像学連携研究拠点 奨励研究4「太田省吾関連資料研究――2023 年度早稲田大学演劇博物館特別展に向けて」
   (研究代表者:金潤貞)