本拠点協力事業
ウラジオストクにおける歌舞伎訪ソ90周年
報告
本拠点の協力事業として7月28日~29日、2018 年の歌舞伎訪露 90 周年を記念した「ウラジオストクにおける歌舞伎訪ソ90 周年」が開催された。
市川左團次・市川蔦之助氏の実演・ワークショップや小鹿野町子供歌舞伎の公演が行われるなか、日置貴之氏(白百合女子大学准教授)が演劇博物館所蔵の「歌舞伎ソヴィエト公演貼込帳」の資料紹介を交えた講演を行い、当館が保管するかつての日露の文化交流の資料が現代の新たな文化交流に開かれることとなった。これに関連し、ロシア国営の放送局より取材を受けるなど、当拠点は広く歌舞伎などの日本の演劇文化の国際的発信拠点としての役割を果たすことができた。