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  • 「仮名手本忠臣蔵」|ni10-00101_075
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の向ひの淡路嶋山といふ事しらぬか自慢の庭でも内の酒は呑ぬ〱エヽ通らぬやつ〱サア〱奥へ〱奥はどこにぞお客が有と先に立て飛石の詞もしどろ足取もしどろに見ゆる酒機嫌お戻そふなと女房のお石が軽う汲で出る茶屋の茶ゟも氣の端香お寒からふと悋氣せぬ詞の塩茶酔醒し一口呑で跡打明ヱ奥無粋なぞや〱折角面白酔た酒さませとはアヽヽアヽ降たる雪かないかに余所のわろ達が嘸悋氣とや見給ふらんそれ雪は打綿に似て飛で中入と成奥はかゝさまといへはとつと世帯じむといへり加賀の二布へお見廻の遅いは御用捨伊勢海老と盃穴の稲荷の玉垣は朱ふなければ信がさめるといふ様な物かいヲイこれ〱〱こぶら返りじや足の大指折た〱おつとよし〱次手にかうじやと足先でアヽこれほたへさしやんすな嗜しやんせ酒が過るとたはいがないほんに世話でござらふのと物やはらかにあいしらふ力弥心得奥より立出申〱母人親父様は御寝なつたか是上られいと指出す親子が所作を塗分て