平成30年度(2018) 早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点
機能強化支援事業 協力事業
映画上映会
The Art of the Benshi
当拠点の協力事業として、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で行われる国際シンポジウム「Talking Silents」と映画上映会「The Art of Benshi」が開催されます。国際シンポジウムでは、弁士をはじめとして日米の映画研究者、音楽研究者が集い、議論を行います。上映会では、平成26-29年度の当拠点共同研究事業で研究されてきたサイレント映画伴奏資料「ヒラノ・コレクション」の生演奏とともに弁士3名がパフォーマンスを行い、最終日には1910年代に行われていたものの現代では極めて珍しい弁士3名による掛け合いを実践します。
日時・会場
国際シンポジウム
日時:2019年3月2日(土)
会場:ビリー・ワイルダー・シアター
※入場無料・予約不要
映画上映会
日時:2019年3月1日(金)~3日(日)
会場:ビリー・ワイルダー・シアター
詳細は以下の情報および会場ウェブサイト(英語)をご覧ください
映画上映会
プログラム
3/1 19:30- 【英語ページ】
『血煙高田馬場』(伊藤大輔監督、1927年、7分)*
弁士:片岡一郎
『斬人斬馬剣』(伊藤大輔監督、1929年、26分)*
弁士:大森くみこ
『忠次旅日記』(伊藤大輔監督、1927年、111分)*
弁士:坂本頼光
(左から)『血煙高田馬場』、『斬人斬馬剣』、『忠次旅日記』
3/2 19:30- 【英語ページ】
『血煙高田馬場』(伊藤大輔監督、1927年、7分)*
弁士:大森くみこ
『血煙高田馬場』(伊藤大輔監督、1927年、7分)*
弁士:坂本頼光
『ローレル&ハーディのリバティ』(レオ・マクラリー監督、1929年、22分)
弁士:大森くみこ
『非常線の女』(小津安二郎監督、1933年、100分)
弁士:片岡一郎
3/3 15:00- 【英語ページ】
『茶目子の一日』(西倉喜代治監督、1931年、7分)*
弁士:大森くみこ
『斬人斬馬剣』(伊藤大輔監督、1929年、26分)*
弁士:坂本頼光
『サイレンス』(ルパート・ジュリアン監督、1926年、96分)
弁士:片岡一郎
『生さぬ仲』(井上正夫・賀古残夢監督、1916年、12分)**
弁士:片岡一郎、坂本頼光、大森くみこ
3/3 19:00- 【英語ページ】
『東京行進曲』(溝口健二監督、1929年、22分)*
弁士:坂本頼光
『成金』(トーマス栗原監督、1921年、29分)*
弁士:片岡一郎
『チート』(セシル・B・デミル監督、1915年、53分)
弁士:大森くみこ
『豪傑地雷也』(牧野省三監督、1921年、21分)*
弁士:片岡一郎、坂本頼光、大森くみこ
映像 * 国立映画アーカイブ所蔵 ** 早稲田大学演劇博物館所蔵
弁士
片岡一郎、坂本頼光、大森くみこ



音楽
湯浅ジョウイチ(指揮、三味線)
鈴木真紀子(フルート)
古橋ゆき(ヴァイオリン)
丹原要(ピアノ)
堅田喜三代(鳴物)





主催:柳井正イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト、スーパーグローバル大学創成支援事業 早稲田大学国際日本学拠点
共催:UCLA Film and Television Archives、早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点、国立映画アーカイブ