平成29年度(2017) 早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点

国際シンポジウム

国際シンポジウム「蜷川マクベスをめぐって」

日時・会場

日時: 2017年10月6日(金)14:00~15:45 (開場 13:30)
会場: 在英国日本国大使館
※参加は招待者のみ、
※言語:英語、日本語(通訳つき)

Shakespeare Flyer

趣旨

蜷川幸雄氏の代表作「NINAGAWA・ マクベス」がバービカン劇場で上演されるのを機に、蜷川幸雄演出による日本発のシェイクスピア上演をめぐって、公開講演会をおこないます。
シェイクスピア研究を牽引する世界的な権威であるマイケル・ドブソン教授、英国演劇界を代表する劇評家のマイケル・ビリングトン氏、来日公演でも話題を呼んだ新進気鋭の演出家フィリップ・ブリーン氏らにお話しいただきます。蜷川幸雄演出のシェイクスピアが、どのような成果を英国演劇界にもたらしたのか、その功績をあらためて多角的に検証する機会となるでしょう。
さらに上演カンパニーから、魔女を演じる歌舞伎女形の中村京蔵氏をお招きして、蜷川演出の継承について、伝統演劇の技法のシェイクスピアへの応用について、日本古典演劇とシェイクスピアの接点をめぐって、舞台からの証言を披露していただきます。

プログラム

14:00  開会の挨拶
14:10  講演<蜷川幸雄の功績を振り返って>
      マイケル・ドブソン(バーミンガム大学シェイクスピア研究所所長)
      マイケル・ビリングトン(劇評家)
      フィリップ・ブリーン(演出家)
      ロザリンド・フィールディング(バーミンガム大学大学院)
14:55  演劇博物館とシェイクスピア
      柴田康太郎(早稲田大学 研究助手)
15:00  談話<歌舞伎女形とシェイクスピア>
      中村京蔵(歌舞伎俳優)
      聞き手・児玉竜一(早稲田大学演劇博物館副館長/文学学術院教授)
15:40  閉会の挨拶(-15:45)
16:00  レセプション(-17:00)


主催:早稲田大学演劇博物館、バーミンガム大学シェイクスピア研究所
共催:早稲田大学国際部、スーパーグローバル大学創生支援事業 国際日本学拠点、演劇映像学連携研究拠点、在英国日本大使館、国際交流基金
問い合わせ:早稲田大学演劇映像学連携研究拠点(kyodo-enpaku_[at]_list.waseda.jp)※_[at]_を@にして送信してください