公募研究「映像からみる戦前戦後の宝塚歌劇―日比谷宝塚劇場映像(1935)とGHQ撮影映像(1946)を巡る考察」主催のシンポジウム「映像にみる戦前戦後の宝塚歌劇」のお知らせ

公募研究「映像からみる戦前戦後の宝塚歌劇―日比谷宝塚劇場映像(1935)とGHQ撮影映像(1946)を巡る考察」(研究代表者:児玉竜一)主催のシンポジウム「映像にみる戦前戦後の宝塚歌劇」が1月14日(火)に開催されます。入場無料・予約不要ですので、ぜひご来場ください。

*本共同研究チームが調査・修復にかかわった宝塚の16ミリフィルムについての記事が『読売新聞』に掲載されました。
「宝塚77年前の東京公演映像…修復、来月公開へ」

映像にみる戦前戦後の宝塚歌劇

◆日時:2014年1月14日(火)13:15-18:00
◆場所:早稲田大学小野記念講堂

◆概要
このシンポジウムでは、宝塚歌劇の舞台を記録した2つの時代の映像を手がかりに、戦前から戦後にかけた宝塚歌劇について考えます。第1部では戦前に発掘された個人映像、第2部では占領期のカラー映像を取り上げながら、音楽学、舞踊学、社会政治学といった分野の研究者が講演を行います。どなたでも自由にご参加いただけますので、皆様ぜひ足をお運びください。

◆プログラム
司会:児玉竜一(早稲田大学教授、演劇博物館副館長)

第Ⅰ部 1936『ラ・ロマンス』『パリアッチ』―発掘された個人映像―
13:30-14:45 『ラ・ロマンス』『パリアッチ』全編上映、関連ドキュメンタリー上映
三行英登(映像作家)、解説:山梨牧子(法政大学研究員)
14:45-15:30 講演「宝塚“オペラ”の系譜と意義―『パリアッチ』を中心に―」
山田高誌(大阪大学研究員)

第Ⅱ部 1946『春のをどり』―占領期宝塚のカラー映像―
15:45-16:30 講演「GHQからみた宝塚歌劇―検閲と奨励」
川崎賢子(日本映画大学教授)
16:30-17:30 講演「USSBS(米国戦略爆撃調査隊)が撮影した『春のをどり』」
桑原和美(就実大学教授)
17:30-18:00 コメント:阿部さとみ(群馬県立女子大学講師・舞踊評論家)

◆お問い合わせ先
演劇映像学連携研究拠点事務局
Tel: 03-5286-8515 Fax: 03-5286-8516
Mail kyodo-enpaku_atmark_list.waseda.jp
(_atmark_は@にかえて送信してください。)