上演とフォーラム「能と昆劇 現在と未来」
早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点
関連イベントのお知らせ
演劇博物館演劇映像学連携研究拠点平成23年度テーマ研究「能・昆劇の比較研究 -日中伝統演劇の現在と未来」が主催するイベントが、下記の通り開催されます。
上演とフォーラム「能と昆劇 現在と未来」
◆日程 2011年6月17日(金)~19日(日)
◆会場 座・高円寺1
http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=464
2011年は日本と中国の古典演劇「能」と「昆劇」が、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されて10年目を迎えます。これを機に日中の演劇人、研究者が集い、伝統を介して、現在から未来に向けての文化芸術の可能性を探ります。
◆プログラム
■上演『作品1-郭宝崑「霊戯」上演に向けて』
日中文化交流の柱として、能、昆劇の実演家たちとの未来へむけた協働作業を行います。アジアにおける近過去に「和解と共生」を見出そうとした郭宝崑(クオ・パオ・クン)の「霊戯」上演(2012年)をにらんで、そのステップとなる2作品を上演。
6月17日(金)19時
「声ー郭宝崑『霊戯』のためのエチュード」
演出:佐藤信
出演:西村高夫(銕仙会)
「『夜奔』を探して」
演出:ダニー・ユン
出演:柯軍(江蘇省演芸集団昆劇院)
■公開ワークショップ ※観覧無料
現代演劇の舞台俳優たちにむけて行う公開ワークショップです。※ワークショップ実演者の公募はありません。
6月18日(土)14時
テーマ:「技術の習得方法と基本訓練」
出演:<能>清水寛二 西村高夫(銕仙会) <昆劇>柯軍(江蘇
省昆劇院)
■フォーラム 参加費無料
無形文化遺産に登録されてからの「能」と「昆劇」の10年の発展について、創造、教育、研究、交流などの観点から、再考、評価を行い、次の10年への提言を目指します。
パネリスト:王廷信(東南大学芸術学院院長) 顧聆森(江蘇省演
芸集団昆劇院 芸術顧問) 卓翔(進念・二十面體)
6月18日(土)19時■フォーラム#1「伝統演劇の継承と再創造」
基調講演:竹本幹夫(早稲田大学演劇博物館館長) 前田尚香(昆
劇研究者)ほか
司会:佐藤信
6月19日(日)14時■フォーラム#2「現代演劇との交流」
基調講演:内野儀(東京大学総合文化研究科教授)ほか
司会:ダニー・ユン
◆料金 3000円(税込・全席自由)※17日上演のみ、公開ワークショップおよびフォーラムは無料
◆チケット取扱 座・高円寺チケットボックス(月曜定休)
03-3223-7300(TEL10:00~18:00/窓口10:00~19:00)
http://za-koenji.jp/
◆お問合せ 03-3223-7500(座・高円寺内「記憶、場所、対話2011」)
◆企画 佐藤信、ダニー・ユン
◆共催 座・高円寺/NPO法人劇場創造ネットワーク、国際交流基金、早稲田大学演劇映像学連携研究拠点・2011年度共同研究課題テーマ研究「能・昆劇の比較研究 -日中伝統演劇の現在と未来」(研究代表:佐藤信)、進念・二十面體、江蘇省演芸集団昆劇院
◆協力:梅若紀彰、トーキョーワンダーサイト