「仮面舞チャムの儀礼世界の研究」研究会 <仮面舞チャムにおける忿怒尊修法とリャンガ>
早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点
関連イベントのお知らせ
演劇博物館演劇映像学連携研究拠点平成22年度公募研究「仮面舞チャムの儀礼世界の研究――チベット文化圏と日本における仏教儀礼/芸能の比較から――」が主催するイベントが、下記の通り開催されます。
「仮面舞チャムの儀礼世界の研究」研究会 <仮面舞チャムにおける忿怒尊修法とリャンガ>
◆日程 2011年1月31日(月) 15:00~17:00
◆会場 早稲田大学早稲田キャンパス6号館3階318教室(演劇博物館レクチャールーム)
※参加費無料・事前予約不要
◆プログラム
【第一部】 調査報告
「ラダック唯一のニンマ派寺院タクトク寺のチャムの特徴」(15:00~15:30)
報告者:木村理子(東京大学)
【第二部】 研究発表
発表1:「チャムにおける忿怒尊修法の特性」(15:30~16:00)
発表者:木村理子(東京大学)
発表2:「日本密教における三類形」(16:10~16:40)
発表者: 高橋悠介(神奈川県立金沢文庫)
討議・意見交換(16:40~17:00)
◆研究会趣旨 アジアの密教圏には様々な仏教儀礼があり、儀礼から芸能へと発展したものも多い。本研究会では、まず古くは西チベット地域の一部であったインド・ラダックの仮面舞チャムについて報告する。その上で、ラダックやモンゴルなどチベット密教圏のチャムの中で修される忿怒尊の修法に関する調査をふまえ、チャムの儀礼世界の一端を明らかにする。 また、チャムで用いるリャンガ(人形)と、日本中世の密教修法における人形についても比較考察を試みたい。
◆主催 早稲田大学演劇博物館演劇映像学連携研究拠点平成22年度公募研究 「仮面舞チャムの儀礼世界の研究――チベット文化圏と日本における仏教儀礼/芸能の比較から――」(研究代表者:木村理子)