日仏演劇国際シンポジウム「越境する 翻訳・翻案・異文化交流」
演劇映像学連携研究拠点が主催する国際シンポジウムを以下の通り開催いたします。入場無料・予約不要でどなたにもご参加いただけますので、皆様ぜひご参加下さい。
◆日時 :10月25日(火)10:00 -17:15
10月26日(水)10:00 -18:00
10月27日(木)10:00 -17:15
◆会場 : 早稲田大学国際会議場 第2会議室(18号館・総合学術情報センター3階)
※こちらからPDFファイルがダウンロードできます。
◆概要
当国際シンポジウムは早稲田大学とストラスブール大学、アルザス・欧州日本学研究所との提携により、2005年度から定期的に開催され、今年度で6回目を数えます。今回はフランスより6名の研究者を招請して、講演と討議を行います。どなたでも自由にご参加いただけますので、皆様ぜひ足をお運びください。
使用言語:日本語、仏語 ※通訳なしの講演では翻訳原稿を配布します
◆プログラム
10月25日(火)
【午前の部】
10:00~10:45 竹本幹夫「古典文学の現代語訳について」
10:45~11:30 寺田詩麻「歌舞伎の劇場の洋式化――東京の事例」
【午後の部】
14:00~15:30 基調講演(通訳付き)中島国彦「夏目漱石における「ドラマ」認識をめぐって――英訳を通してみたレッシング「ハンブルク演劇論」の影響」
15:30~15:45 〈休憩〉
15:45~17:15 基調講演 サカエ・ムラカミ=ジルー「天女と羽衣――翻訳と翻案」
18:00~20:00 落語公演鑑賞
20:15~22:15 レセプション
通訳:高野勢子
10月26日(水)
【午前の部】
10:00~10:45 水田佳穂「坪内士行の欧米劇壇体験」
10:45~11:30 ヴィルジニー・フェルモー「小津安二郎の翻案およびミザンナビーム(入れ子構造化)」
11:30~12:30 映像上映・解説(通訳付き)「異文化交流をめぐる試みから――アメリカ・フランス・イギリス・中国、そして日本」 解説:児玉竜一
【午後の部】
14:30~15:15 マリー・ビゼ=リリッグ「翻訳による演劇性の強化の効果――エズラ・パウンド(1885-1972)による『詩経』」
15:15~16:00 エミリア・クストーヴァ「アドリアン・ピオトロフスキー――古代劇を翻訳すること、芸術を再発明すること、ロシアを革命化すること」
16:00~16:15 休憩
16:15~17:00 藤井慎太郎「演劇と国境 日本とフランスとの関係を中心に」
17:00~18:00 ディスカッション
通訳:菊地歌子
10月27日(木)
【午前の部】
10:00~10:45 石坂安希「宝塚歌劇団におけるグランドロマン《ベルサイユのばら》の上演意義
10:45~11:30 奥香織「宝塚歌劇団によるマリヴォー作品の翻案上演」
11:30~11:45 休憩
11:45~12:30 児玉竜一「「音」は、越境することができるか――歌舞伎下座音楽から翻訳ミュージカルまで」
【午後の部】
14:30~15:15 イリニ・ツァマドゥ=ジャコベルジェ「古典ギリシャ語から現代ギリシャ語へ演劇を翻訳すること――翻訳者の選択の諸問題」
15:15~16:00 カロール・エゲル「レクリチュール(書き直すこと)の想像の舞台」
16:00~16:15 休憩
16:15~17:15 ディスカッション
18:00~20:00 レセプション
通訳:石川裕美
進行:白井史人(全日程)
主催 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
共催 角田柳作記念国際日本学研究所、早稲田大学総合人文科学研究センター国際日本学共同研究部門、スーパーグローバル大学創成支援事業「国際日本学拠点」
協力 ストラスブール大学、アルザス・欧州日本学研究所(CEEJA)
助成 笹川日仏財団
◆お問い合わせ先
演劇映像学連携研究拠点事務局
Tel: 03-5286-1829 Fax: 03-5273-4398
Mail: theatre.waseda_atmark_gmail.com
(_atmark_は@にかえて送信してください)